世界は称賛に値する

日記を書きます

地元のブックオフ

よつばと!(3) (電撃コミックス)

よつばと!(3) (電撃コミックス)

▼こいわいよつばとびっくりの物語。漫画。よつばは無敵だ。なぜならなんでも楽しめるからだ。という論理に憧憬と理想を覚える。いつでも新鮮さを感じられる人格を保っておきたい、と考えているからだ。各話の題が『よつばとXXX』になっているのだけど、漫画の題名そのものも同じシステムに則っている、ということにようやく気づいた。

鏡の中の物理学 (講談社学術文庫)

鏡の中の物理学 (講談社学術文庫)

▼論理的な思考を学ぶため、参考にするなら、理系学者のエッセイを読むと良い、という話を聞いたことがあった。久美沙織氏あたりが言っていたのだと思う。無限とも思える書物の中から『理系のエッセイ』を探し出すにはどうすればいいのか、なんて、その頃にはわからなかった。しかし今ならネットがあるからそれが容易だ。そういった書物の一冊。

現代思想の饗宴―あるいは思想の世紀末 (the BUNGEI CRITICS)

現代思想の饗宴―あるいは思想の世紀末 (the BUNGEI CRITICS)

▼柄谷行人氏、吉本隆明氏、上野千鶴子氏、大森荘蔵氏、廣松渉氏、といった人物たちの言説にわりと苦手意識を抱いていた。難しくて理解できなかったからだ。知的能力の不足と前提知識の不備が原因だったのだと思う。苦手意識は消えつつある。しかし、知的能力と前提知識が閾値に達したかどうかは微妙なところだろう。慣れただけかもしれない。