世界は称賛に値する

日記を書きます

新キャラ登場の瞬間の見知らぬ場所

▼▼慣れ親しんだ比較的長めの物語の中で、「新たなレギュラーキャラクターになることが設定されているであろう新キャラ」が、ぜんぜん別の位置から登場してくる時に、突然くるりと、場面転換が行なわれる──見慣れたキャラクターのいる本筋からカメラ位置が移動して、見慣れぬ場所の描写が始まる、っていう状況が、なんとなく、好きだ。

▼▼情け、人情、情念、情緒、風情、感情、情欲、詩情、慕情、情報、事情、表情、というような言葉群を眺めながら、情、ってなんなんだ、と改めて思った。特に「情報」が謎なので思った。
▼▼情って言葉の起点は「感情」や「情欲」あたりにあるようだったので、ここから、感情や情欲の動きにまつわるもの、に派生していったのかな、と考えてみた。

・感情や情欲の動きかたや存在を取り上げた言葉である「情け」や「情念」(感情とか情感とか情欲もここかな)
・感情や情欲の種類を表す言葉の「人情」や「同情」、「詩情」、「慕情」
・感情や情欲を動かすものとしての「風情」
・同じように感情や情欲を動かす事柄としての「事情」
・「情報」なんかも、感情や情欲を動かす報告、というようなところかな……。
・で、感情や情欲を反映させるものである「表情」

▼▼なんてふうな解釈である。

サメ警報、グレートウエスタントレイル、で遊んだ(黄色ボードゲーム会)

黄色ボードゲーム会 2018/01/27

▼▼黄色ボードゲーム会。がっつり遊びすぎて二つしか遊べなかった。図抜けてよいもの二つだった。『サメ警報』→『グレートウエスタントレイル』という順番で遊んだ。



サメ警報

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▼▼32枚ずつあるイルカカードとサメカードを、置くかめくるかする、だけで、これほどの探り合いと戦術が可能になる、という思考の鋭さに衝撃を受けた。非常に好きだ。サメ三枚集めてサメ警報を発動させるか、イルカカード7枚集めてイルカの群れ発見、で勝ち。






グレートウエスタントレイル

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▼▼牧場からカンザスシティまで牛を売りに行く。すごろく的な形状を使ってこんなに悩ましくて気持ちよいゲームが作れるのだな、と、こちらも衝撃だった。牛を買うことによるカード購入と、デッキ構築。要素要素の噛み合わせのよさと比率の程良さ。すごい。

非言語感覚で人を強気に判じたりしたくない(たぶんフォーカスは「強気」)

▼▼思考というか論理というか、が、あんまり介在していない気のする脳内の動きを、背景にして、こうしないと駄目だろ、って人様に言う──言ってのけてみせる、のは、好きじゃないなあ、とも思ったのだけれど、程度問題として、いくらかはやっているだろうな、とも思った。強気すぎる強情すぎるのは好きじゃない、とも思ったけれど、如何なる線が「やりすぎ」を決めているのか判らないか、とも思った。誰かが傷つくであろうと想像できる台詞を吐く時に、思考や論理が介在していない脳内の動きを、背景に、していたくはない、と思うところは、ある、のだけど、まあ、理想の範疇かとも思う。