世界は称賛に値する

日記を書きます

直感と直観のあいだ

▼▼直感と直観、の扱いの違いに前から困ってる。腑に落とし切れない空気がある。
▼▼直感は「勘」と言えるんだろうなって思ってる。
▼▼直観は「デフォルト認識」かなあ。
▼▼軽く調べてウィキペディア解説あたりを読んでると、ほぼ同じのものだけど哲学の領域では「直観」って言われる、なんて説明とかあるし……。▼▼学問的な言葉として区別してることがあるだけ、区別が出来てしまった領域があるだけ、的な匂いがある。▼▼西洋科学、認知科学、意志決定、おのおのの領域で少しずつズレもあるようだし……。
▼▼しっくり来ないねえ、ってよく試行錯誤してる。微調整してる。実は楽しい。
▼▼チョッカン的に判る、って書くと、直観は置けるけど直感は置けない印象がある。
▼▼チョッカンで道を選ぶ、って書くと、直感と直観、では、脳内の違うところを頼りにして道を選んでるイメージが湧くのだよなー。だから「同じ」とは見做しにくい。
▼▼字面を眺めてて、この字面通りに解釈してみるのもありかなと思った。
▼▼直感は脊髄反射で思いつけてしまう「感じ」や「印象」や「イメージ」で、直観は脊髄反射で立ってしまう「観点」や「視座」でよいのかも、って思ったりした。

【直感】
▼▼推理・考察など論理的思考によらず,感覚的に物事の真相を瞬時に感じとること。 「 -で答える」 「父の身に何か起こったことを-した」[大辞林]
▼▼予感、第六感、虫の知らせ[類語辞典]
▼▼西洋哲学(philosophy)において、直観(Intuition)は直感と区別された用語である。一方で直感は、感覚的に物事を瞬時に感じとることであり、「勘で答える」のような日常会話での用語を指す。他方で、直観は五感的感覚も科学的推理も用いず直接に対象やその本質を捉える認識能力を指し、認識論上の用語として用いられる。第六感という表現は、ほぼ後者を指す。その混同は注意されることが一般的だが、特に(排中律)論理志向の強い研究者のなかにはこだわらない者もいる[Wikipedia]

【直観】
▼▼直観(ちょっかん、Intuition)とは、知識の持ち主が熟知している知の領域で持つ、推論など論理操作を差し挾まない直接的かつ即時的な認識の形式である[Wikipedia]
▼▼直覚とも訳される。元来みることを意味する。推論的思考によらない直接的な知識獲得。日常使われる直観は勘と同様の意味の予感であり,憶測か無意識的な推論であって本来的な直観とはいえない。哲学では一般に直観とされるものに公理および推論の規則の認識がある (ともに性格上推論によっては得られない) [ブリタニカ国際大百科事典]
▼▼[哲]推理を用いず,直接に対象を捉えること。一般には感性的知覚をいうが,直接的に全体および本質をつかむ認識能力としてプラトンの「イデアの直観」以来,哲学上さまざまな形で高い位置が与えられてきた(スピノザ,シェリング,ベルクソンなど)[大辞林]