池袋のリブロで『芸人と俳人』と『十二大戦』を買った

▼▼帰路の途中、池袋のLIBROに立ち寄った。かなり好きな書店だ。あの位置に、あの照明やあの形で──あの雰囲気で、新刊を置かれてたら、素通りできないよねえ……、って笑いながら、頻繁に足を向けていた。素通りできたことがないなあと思う。一階の人文特設コーナーも、興味深いものが、いつも細やかに更新されてて、素敵だった、という印象が強い。七月で閉店するという、ので、残念だ。閉店する前に活用しておこうかな、という口実を抱きながら買い物をした。
▼▼短歌か俳句か川柳に最近は興味がある。人が楽しそうにやっているのを見るとすぐ真似したがる、という傾向があって、この雰囲気で興味が強くなっている。理論や試行錯誤の話から侵入するのが好き、というのもあって、文献やら参考資料やら関連書籍を読みたがっていた。というような意識がふよふよしてる中で偶然見かけたので、ピース又吉／堀本裕樹『芸人と俳人』を買ってみた。ピース又吉は著書である小説『火花』も好評だし興味あるなあ、というのも意識の中にあったかと思う。
▼▼『掟上今日子の備忘録』西尾維新、という小説を最近読み終えて、西尾維新小説がやはり好きかも、って気分が強まってたので、新著『十二大戦』を買ってみた。この『十二大戦』は、西尾維新がジャンプで９つの短篇漫画の原作を書きますよ、っていう無茶な企画からの派生で、つまり、後日談風味で描かれた中村光の短篇漫画『どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い』の本編部分、と言える。