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日記を書きます

『カルドセプト リボルト』で遊んでいる

カルドセプト リボルト

カルドセプト リボルト

▼▼最近は3DS『カルドセプト リボルト』で遊んでいる。ファンの多いシリーズだ。モノポリー的なボードゲームと、対戦型のカードゲームと、コンピューターゲームのよいトコ取り、なんてふうに言えるシステムで築かれたゲームだと認識している。流石によいトコ取りすぎる、とは、シリーズの最初から思っていた。でもって、こんなふうにおもしろそうな要素ばかり揃えたら――こんなふうにおもしろそうな要素を三つも重ねてしまったら(こんなに「よいとこばっかり」取ってきてしまったら)、調整がうまくいかず、結局は平凡かあ……、というような「落ち」がつきがちなのに、それすらくつがえしているんだよなー、すごいなー、と、素直に感心してもいる。よいトコ取りだからこそ、の、難しさがあるであろうバランス調整を、ほんとうにうまく乗り越えてきているのだ。しかも、今作では、シリーズの根幹である部分を、変えてきた。あんなに絶妙なバランスのうえでなんとか立たせていたのに、こっからさらにバランスを変えてくる? 無謀じゃない? と、事前の段階では思っていたのだけど、杞憂だった。それすら乗り越えて新しいバランスを華麗に決められてしまった。これまでよりも手軽に、遊びやすく(サクサク遊べるように)してくれたうえで、さらに、戦略性まで増してきやがったのだ。今回の変更によってさらに「よいこと」ばかり起こしてきた。おもしろくしてきた。いやもうほんと、こんなこと可能なんだな……、と、痛烈に感心させられてしまった。複数の問題を一気通貫で解決する発想こそを「アイデア」と呼ぶ、という言葉を思い出した。まあシリーズを追うようにして好きなんだけど、実はちょっと飽きちゃいがちで、あまりきっちりやりこんだことはなかったりもする。ので、まあ、判ったようなことは実は言えないのだけど、それでも、今回の変更、それに至る発想、覚悟、のすごさ、は判る気がするのだった。極めて楽しく遊んでいる。やっぱりパーティゲームはいいな、って思った。あとまあ、やりこみ不足なのかどうか判らないけど、シナリオ戦が強くて、なかなか勝てていない。
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