感想や所作ではなく
読書記録的な文章を書くときに、自分が本を読んでいるあいだの頭や心や目の動きのようなところばかりに着目して、読んでるときこんなこと考えてるんだ~、こんな感じなんだ~、こんなところが変だ~、といったことばかり書いちゃう癖があるのだけど、具体的な「本」に書かれた言葉にしっかり目を向けて、「印象的な言葉づかい」「感動的な描写」「理解の深まった説明」「学んだ事例」などを、simpleに書き残しておくほうが、よっぽどよいはずじゃん、って思った。というか、たぶん自分はそのほうが好きだと思う。
どうして自然体でそちらに転がるようになってくれなかったのかといえば、おそらく、「自分の心や体ばっか見てたから」、つまり、「自分というものに興味を持ちすぎたから」「自分というものを不思議に思いすぎたから」、って言えるとは思ったが、しかし、とはいえ、別に、自分というものをめっちゃ不思議に思ったって悪くはないだろ、とも思った。そもそも誰がなにを興味深そうに見ていたって悪くはない。いちいち悪者みたいに言わんでよい。それはそれとして、本を読んだときの、文そのものに、もっと目を向けるのは、もちろん悪くない。