マシュマロテスト的
少しあとにもらえる追加報酬のために、いま目の前にある報酬をがまんできるか、っていうマシュマロテスト的な課題が、たぶんあんまり得意じゃなく、おおまかには「がまんできない」ほうなんだろうなと思う。目の前にぶら下げられたにんじんにかんたんに釣られる。衝動を抑制できない。自制心が弱いというか、そもそも、自制することにきっちりと意味を見出せていなそうな気もする。釣られることを正当化するための都合のよい理由づけを構築することがむしろ得意にすらなっていそう。
文章を書くとき、というか、言葉を選ぶときも、このあたりの性質が、よくない方向に働いていそうだな、って思う。言葉をしっかり探さない。比喩を丁寧に探さない。みたいな症状に結びついている。ぱっと見で、よさげなものが見えてしまったら、もう、すぐにそれに飛びついてしまう。比較も検証も追求もしない。掘り下げない。結果として、のちのちの手直しに時間がかかるようなことにもなっている気がする。
とはいえ、すっかり「治せる」ものでもないんだろう。趣味とか癖とか性質とかそうそうかんたんに消えたりしない。それに、そもそも、一律に良し悪しを決められるものでもたぶんない。状況や文脈によって、良し悪しが変わってくる。活かし方も殺し方もある。そういうところに気づけるようになれるなら、それでよいのかなとは思う。折り合いがつくならそれもいい。軽率で尻軽なところともうまく付き合っていかないとなーとは思うのだった。