世界は称賛に値する

日記を書きます

2026年01月11日(日)生成AIの隙間に

隙間にあるから大事なわけではない

生成AIの能力(得意分野)との対比で、「人類にはこういった部分が大事なところとして残されている」みたいに説明してみせるのはアリかなと思うし、「だから、こういう領域のことを今後われわれはやっていくといいんじゃないか」と助言していくのも悪くないオススメの仕方だと思う。そんな暗くなりそう話し方でわざわざ語らんでも、とは思わなくもないけど、わかりやすくてよい指針っぽい。

けど、「実はそこに価値がある」みたいな語られ方になってくると、なんかちょっと…と感じ始める部分もなくはない。「実は」じゃないだろと思う。前からふつうに大事だったのに軽視どころか見向きもしてなかったのはそっちじゃん、って思う。奪われたからほかになにかないかと探してちょうどよいところにあったから今後は推していきましょう、みたいな語り口で語らないでくれと思う。いままでたいして目を向けてくれなかったくせに手元のやつが奪われたからって都合よくいまさらかっさらっていく気???みたいな感じだ。

いつだって大事なんだから、いまちゃんと推されていること自体には文句はないものの、それならそれで、今後はしっかり大事にしていってもらえるよう、丁寧に語ってくれ〜と思う。乱暴に持ち上げないでほしいと願う。

それこそ、「生成AIの得意分野の空白部分にあるもの“だから”」大切にしましょう、なんていう理由の当て方はやめてくれ、って考えてしまう。こういう事態になってきたから大事、なんじゃなく、もともと大事だったのに。

曖昧さとか揺らぎとか、形式知からちょっと離れたような領域が、人類に残された領域だろう、みたいな話を見かけることは増えてきて、まあ妥当な見解だろう、とは思っているのだけど、なんか、ここに隙間があったから利用してやろう、みたいなノリによる推薦だったらイヤだなと思うのだった。前から大事だったポイントなんだから今後持ち上げていこうとするならもっとしっかり「今後とも大事にされていくよう」軽々しくあつかわないでくれ、って思う。敬愛するインディーズバンドが急に持ち上げられるようになったときみたいな、ええ〜(ほんとうにちゃんと評価されてんの?ただのノリで一時的に持ち上げられてたらイヤなんだけど?)みたいな疑いの話かな。