世界は称賛に値する

日記を書きます

2026年01月06日(火)本を使って互いをアジャストする

本をはさんで話す

年末年始にひしめいた「私的ベスト」群を眺めながら、「このひとがオススメしてるんだったら、ぜんぶ買っちゃっても別にいいか」って思えるくらい目利きを信頼している相手が何人かいるな、って気づいた。「今年のよかった本」系に関しては、実際、ちょっとだけそんな感じにもなる。

心酔とか崇拝とか依存とかの匂いもまあなくはなく、じゃっかん微妙なところもあるけど、それくらい信頼できるひとがいるだけだといえば、それはそうだし、別に悪くないじゃんという気もしている。

尊敬、あこがれ、恋い焦がれ、みたいなレイヤーで、「そのひとと同じ本を読んだらなにかよいものが得られる」と、無頓着に信じてしまっているのは、ちょっとあやうい気もしてはいる。が、とはいえ、一冊の本を仲介役にする、というか、「参照点」みたくすることで、ようやく通じ合えるまなざしもある気はする。一冊の本が互いの人間の世界観を一点で結束してくれて、ようやく可能になる対話があるんじゃないかなと思う。