感想
本が好きだと思っているし、実際、好きなんだと思うけど(それも、形態とか位置づけに関する「存在として」好きなのと、読んで楽しかった経験が積み重なって好きだと思えているところ、それぞれある感じだけれど)、ほんとうのところ、つきつめて、どこに"魅せられている"のかいえば、「本」そのものより、この世のみんなが描いてみせてくれた「本の感想」に、より魅せられているところが、けっこうありそうだな〜、って思った。少なくとも、「本の感想」というものの虜になって、後押しされたり加速させられたりしたところが、間違いなくあった気はしている。そもそも「感想」概念そのものが大好き説もなくはないが、「本の感想」は、ちょっとだけ、別格な感じだ。なぜかは不明だ。