説得する言葉
不完全も許す。中途半端も許す。手抜きだってまあよしと言ってやる。どっちつかずでもいい。破綻も意味不明もよしとしたい。ほんとうはなんだっていいはず。こうせねばならない、こうあらねばらない、このレベルに達していなければ引っ込んでいるしかない、なんてこと、実際はないはず。
最初は誰だって未熟で、みっともなくても、不満がつのっても、とにかく、動き始めて、動き続けるしかない。諦めずにやっていくしかない。そのために、その過程で、低い水準も許せるように、認知を動かしていく。人目を気にしない。人と比べない。成長率だけを見る。わずかな成長も見つめて称える。
繰り返し唱えて消えないようにする
こういうふうに、みずからが課した枷をはずすための言葉さえ、呪文みたいに唱え続けていないと、いつの間にか、消えていってしまう。忘れ去ってしまう。しだいにじぶんのこころまで届かなくなってくる。いったんつかみとったつもりでも、ふわっと、見失う。
実際、ずっと追い続けられたことはない気はする。いつの間にか元に戻っている。たぶん、ある日、目覚めたときに、デフォルト値に戻っているんだと思う。いろんな設定がデフォルト値にリセットされるような睡眠や気分転換がある気はしている。