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日記を書きます

2025年9月10日(水)警戒モードの散漫さ

散漫に

なんとなく散漫だった。ふだんより余計に気が散っている。よっぽど落ち着かない。基本、気が散るほうではあるため、いつも通りの見慣れた光景じゃん、とか思って、正直、油断はしていた。ちゃんと注意を払えていなかった。しかしたぶん、平均より目移りが多かった。リソース配分が少々ズレている。力みすぎている。ある面だけが過剰に熱い。

近場にいる人間の、表情、動作音、声色、目線、呼吸、所作、そういったものを見逃さぬよう、些細な動きさえ感じ取れるよう、最大限に警戒しようとしているみたいだった。それを可能にしたがっている。そして、そのために、異様な栄養素を費やしてしまっている。結果、レーダーの索敵範囲が広がりすぎて、気持ちが散漫だった。

まあ、そんなふうに思えただけ、ふだんと比べて、より落ち着くことのできた日だったのかもしれない、とは思わなくもない。警戒心に振り回されるだけ振り回されて、どんなふうに力みすぎているか、分析する余裕なんてない日も多い。こんなふうに思い直せただけでも、めっけものな日ではあった。

一瞬だけ開く

静かに自分の「警戒モード」の生態を解析できただけでも、よい日だっだと思う。深く呼吸して、意識をニュートラルに戻し、みずからの心を見つめなおそうとする。その一瞬だけ、視界が大きく開けて、とても気持ちがよかった。こういう振る舞いも、そうそうはできない。簡単には冷静な我を取り戻せない。珍しいモードチェンジに悦びを感じられた日だった。