ずっと薄暗い
脳裡に思い浮かんできたなにかを、とりあえず、ぱっと手の届くところにあった言葉を使って、すなおに描き出すだけ。ウソだけはないよう誠実に見つめて語ってみせるだけ。そんなシンプルな動きすら、阻害されているような感覚が、特に職場の空気に触れていると、なくもなく、結果として、頭の回転が鈍らされているような気にはなっていた。なんだかうまく働かない。お行儀のよさそうなことしかできていない。怒られなさそうな範囲のことばっかり、しようとしている。
ずっと片目を閉じているか薄目のまま過ごそうとしているか、くらいの、微妙な薄暗さを、室内に、勝手に作り出しているかのような気分ではあった。不意に立ち上がって、お手洗いにでも行き、深呼吸でもしてからデスクに戻ると、こんなに明るかったっけ……、って思わされる。毎回驚かされていた。
ぎくしゃくを類語で浮き彫りにする
制約。矯正。拘束。手かせ足かせ。阻害に妨害。抵抗、ブレーキ、軋轢。アゲインスト。レジスタンス。抗い。刃向かい。引力。ささくれ立つもの。堅苦しさ。息苦しさ。進みにくくさせるなにか。そういったものが自然と形作られている感じ(あるいは、勝手な妄想で、一人合点によって作り上げている感じ)。ともかく、ぜんぜん嬉しくはない。
こういうふうに、メタ認知的に、自分の状況を描き出し、認知しやすく、知覚しやすく、感知しやすくしてみたら、多少は、意識下にコントロール範囲をもってきて、距離を置けるところもあったりすると思うので、まずは整理がてら、関連しそうな単語を羅列してみたしだいではある。どうやったらそういうものを撲滅し、潤滑な動きを取り戻していけるのか、あらためて丁寧に考えられたらうれしい。
大事だと認めて、赦す
連想妄想着想発想。とにかくわけのわからないくらい自由闊達な思いつき。柔らかで滑らかで好き勝手な思考の飛躍を、赦す。そういうふうに頭の中に幅広い活動性を感じられるシーンこそが、一番、頭の働きを素敵さを認められる気もしている。そういった情景をあらためて可能としたい。それが、いまの職場や仕事や上司において、「合った」ものであるかどうかは、この際わきに置いておく。合おうが合うまいが、ぼくの特性や得意とつながってくるところだとは感じるので、捨てることはしない。抑制はしたくない。ここ数年、怒られないようお行儀よくしすぎたあまり、手からも離しすぎた感がある。そういう習慣が形成されてしまい困っているところは正直ある。それもまた、あらためて見つめなおしておく。感知しやすくしておく。