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日記を書きます

2025年04月23日(水)長い文・短い文

長い線と、飛び石

どういった文章が書きたいか、ってぱっと考えたときに、「流麗に連なっていく美しくて長い線のイメージ」と、「適切な距離の飛び石を小気味よく跳ねていく点のイメージ」を思い描くところがあって、どちらに対しても、素敵だな、とは思っている。意味と意味が気持ちよく繋がっていく接合点を模索しながら、破綻させることなく、長く長く伸ばしていく手腕。または、意味と意味の距離感を測りながら、心地好くジャンプしていくために、ちょっとした切断を活かして、ポイントを並び替えていく手腕。

文章指南を見ていると、「一文を短くしましょう」というアドバイスは、ほぼ間違いなく見かけるところなので、小気味よい飛び石パターンのほうが、きっと、難易度は低いんだろう。脳が処理しやすいんだとは思う。

ただ、この手の難易度の話って、誰でも手を出しやすそうな「基礎」の手法のほうが、実は、その奥に深みと広がりを持っていて、達人から見ると「浅A<B<深A」みたいな順番になっている、みたいなことも多いから、浅慮で舐めちゃアカンのだよな、とも感じる。こういう、最終的に「初学」に話が収斂していくストーリーは、たいへん好きだ。が、そのぶん、ぜんぶそうだ、みたいな雑な当てはめかたもしてしまいそうで、怖さもなくはない。