世界は称賛に値する

日記を書きます

2025年04月20日(日)安易に「同じ」とか言わない

細分化したら別物

「呼びかたは異なっているけれど、モノとしてはほとんど同じ」と言えるものが、ときどきある。だいたいは、背負っている歴史が違う。あるいは、基底にある技術が違う。結果として、精神が、思想が、目的が異なることになる。「同人誌」と「ZINE」は一緒のものなのに、なんでわざわざ別の呼び名をつけるの?といった話題を見かけて、いやでも、気持ちが違うし、性質や要素だって細かいところが違うじゃん、とは思った。ちょっとでも違うなら違う名前がついていてもよい。それに、細かい違いを削ぎ落として、「同じ」だと言い張る所作も、あんまり好きじゃない。浅い知識、乱暴な認識、鮮明度の低い人間によって、「同じようなもんだろ」と言われているのも、好きじゃないしな~、ってなった。なんであれ繊細に見極める技量が好きだ。

いわゆる「ジャンル」は、煮詰められていくにしたがって、次第に、細かい派生型が生まれ、「一緒にすんな」と言われやすくなっていく印象があったりはするかな。ミステリーとサスペンスは違う。ライトノベルとヤングアダルトは違う。歌謡曲とJ-POPは違う。恋愛シミュレーションとギャルゲーは違う。ローグライクとローグライトは違う。異世界転生と異世界転移は違う。愛好家が増えるのに合わせて細分化されていく。にわか知識で見たらたとえ同じように見えても、ぜんぜん違う!って怒られそう。なんだかんだ、そういうこだわりが好きである。