考えごとの機会を七回もらう
きのうおとといと振り返りで日記を書いている。具体的な出来事を思い出して書き残すわけでもない、あくまで"思いつき"を記録するだけの日記文を、わざわざ、こうして、さかのぼるような形式で書く意味なんてあるのか?という疑問は降って湧いた。たしかに考えごとは"いま"しているだけだ。おとといの日付におとといの考えごとを書いているわけでもない。書きながら、頭を働かせて、ことばを置いていて、その選択は、いま為されている。絞りだした七個のいまの考えを、過去、各曜日に、当てはめていっているだけになる。
けど、まあ、「考える機会」「考える時間」がせっかく得られるんだから、それで十分じゃん、とは結論した。考える回数なんていくらでも増えてくれてよい。落ち着いて、考えに耳を澄ます、そんな瞬間が、訪れてくれるだけで、じゅうぶんありがたい。