ナマモノとパターン
「世界や社会の中で剥き出しのまま遭遇させられる本番的な難題」と、「それに立ち向かうべくトレーニングのために多少は矮小化された問題集のようなインスタント問題」みたいな両極は、きっとある。なにが本番でなにが本番じゃないかを定めるのも難しいけれど。あるいは、予測不能なナマモノ問題と、先が想像できるパターン問題。
意識も意図もせず、簡易版ばっかり選んでいて――たとえば100時間かかる大物に関わるのを、避け、30分で終わる、ほどほどの負荷によって達成感や満足感を捏造し、しかもそればかりに合計100時間以上を費やしてしまっているようなことが、自分の場合、おそらく多い。時間配分間違えてるよ、って思った。いや、時間の使いかたに正しいも間違いもないわけだけど、とはいえ、まあ、ときどき検証するくらいの振る舞いをさしはさんでおくのは、何事においても大事っぽい。