説明会
月初の業務として新入社員に対する案内をおこなった。前提と目的と規程を説明した。説明を受ける側に立ったときに、「これくらいのことは事前に説明しておけよ」と感じることは多い。聞けばわかるような基本的な手順の説明なんて別にいらんので、風土とか人間性みたいなあいまいなところに対するあなたの主観的な認識を聞かせてくれ、というようなことも思う。「予断は排したほうがよい」「固定観念を持ちすぎるのはよくない」といった指南・方針も当然あって、ごもっともな話とも思うのだけど、経験則的には、一方的なものであっても、誰かしらの私見を聞いておくことができるなら、ありがたい、という認識だ。役に立った。
たぶんこれは、ぼくの性格や性質にもよるところでもあるんだろう。のちのちになって認識を翻すのは(見かたを柔軟に組み替えてみようとするのは)、得意とまではいかなくとも、好きだ。大好きだといえる範疇とも思う。結果、事前情報のせいで判断が硬直化しすぎることは、あまりない。だから先入観じみたものであっても聞いておけたなら活かせる、みたいなところがあるんじゃないかな、って考えてはみた。前向きにとらえすぎかもしれないが、とはいえ、いうほどなくはない。
しかしもちろん、ぼくの好むところだからといって、予断や先入観につながりかねない一方的・一面的な情報(私見)を、話しておくことが、よいのかどうかは、わからない。というか、精細な調整力(伝えかたと情報量の微調整)が問われるんだろう。難しいな~と思いながら、説明会を進めていた。