脱水
昨日は家族が体調を崩す一幕があった。脱水症状なんじゃないかという話になった。起こるまでの状況も、起きたあとの病状も、調べてみたら、ほぼほぼ脱水症状のそれだった。なんとか落ち着いたようだ。脱水症状に陥るまでのプロセスを甘く見ていたな、とは感じた。目立って水分補給をおこたっていたわけでもなく、むしろ意識もしながら、しかし、暑いなか、集中して身体を動す時間があっただけだった。十数分程度でも、無理すると、じゅうぶんそれがたたるんだな、と学んだ。極端に暑い中で人がどれくらい速く体内の水分を消費していくのか、見通せていなかった。
記録方法
情報を記録しようと思い立ったときの振る舞いを見直した。「これは憶えておきたい」「知識化して見失わないようにしておきたい」と感じたときの、行動は、正直あまりうまくいっていない。放置しがちだし、忘れがちだ。四十年あまり生きてきても、こういった生活のコツに関する不備は、無数に見つかる。ほどほどのところで甘えたり許したり諦めていたりするんだろう。こうしてたまに「改善しよう」と奮起できているだけでありがたい。「今年の目標を立てる」「この機会に見直しを図る」「一発逆転を狙う」とか、なにかの拍子に"襟を正そう"とするのを、ちょっと舐めていた時期もあったけれど、いまは、素直にありがたやと思うようになった。外側の環境によって気が変わる（変わってくれる）瞬間の貴重さがわかるようにはなった。
