世界は称賛に値する

日記を書きます

野放図の水曜日 6/7

水曜日

帰る途中に家人が少し発熱しているとの連絡をもらった。早足の風情で家路につく。状況的には様子見かなあと話した。悪化は想定しておく。深夜の看病が必要になるケースもありうる。ので、サクッと寝ておこう、と決めて、寝た。最悪の場合、寝ずに頑張るか、くらいの覚悟だったが、特に大きな問題が起きることもなく、なんだかんだ、様子を見ているうちに落ち着いてしまった。結果的にはよかった。

これはピンチだ!と半ばあせりながら、ともあれ腹をくくって挑んだにもかかわらず、そこまでの特殊案件が起きることもなく、決意が空振りに終わってしまった経験、というのはけっこうたくさんある。ほんとうにへとへとになるほど苦労したことってあんまりない(と感じるくらいのイメージが出来上がっているくらいである)。だからこそそのせいで、危機感がちょっと緩いし薄いし甘いんだよな~、と、責任転嫁的なワガママも思わないではない。まあこれは、ほんとうに"ワガママ"なので、しっかり言語化しておかねば、とは思った。自覚しているワガママにためらいなく言及できるところが日記のよさのひとつだ。誰かとの対話だと遠慮とか自虐とか卑下とか謙虚とかどうしても絡んでくるし。日記だと無関係でいられるというほどのことでもないのだけれど。