世界は称賛に値する

日記を書きます

着飾る失敗例3/15水

アニメ化

まんがや小説などがテレビアニメ化されたけど出来がよくなかった話も、まあ見かける。好きじゃない話題だなとは思う。好きじゃないというか、シンプルに悲しい感じになるので、あんまりそういうことがないとよいなと思っている。粗製乱造じゃないけど、放映数と、制作会社数と、アニメ業界の環境や待遇の厳しさを考えたら、よいアニメ化ばかりじゃなくなるのも当然だとは思うので、なんとも言いがたいところではある。よいアニメばかりになればいいのに、と安易に言うのもはばかられる。

ぼく個人のオールタイムベストのひとつに「魔術士オーフェンシリーズ」があり、いままさに、あらためてのアニメ化がなされいるのだけど、出来についてはよいとばかり言い切れない空気がただよっている。作品にスポットライトが当てられたこと自体は非常に嬉しいのだけど(特に好きな第二部に改めて触れられるのはとても嬉しかったし)、やや無念な気持ちにはなった。再アニメ化の報を聞いたときはワクワクしたけど、怖さもあったしな~。なんでもかんでもうまくはいかないものだ。

アニメってピンからキリまでありすぎて、出来栄えに関する平均的な感覚がいまだによくわからない印象はある。名作ばっかり触れて、あるいは駄作ばっかり観て、この分野ってこれくらいが”普通”なんだ~、って思ってしまうのはどちらも怖いと思うのだけど、逆にまったくそういうふうに思えないというか、なんかずっとふわふわしている。極めてすごい作品があると思えば、その横に異様なほど出来の崩れた作品があったりもするので、結果として、なんか、見通しづらい。予測しづらい。