世界は称賛に値する

日記を書きます

1月23日コンスシテューティング

たんぱく質じゃん

まんがやアニメのキャラクターに狂喜するひとに「どうせ絵じゃん」とツッコんだりすることはあるし、ゲームのキャラクターに「所詮はデジタルデータじゃん」と言ったりもするけれど、そのカウンターとして、実際のひとに対して「結局はたんぱく質のかたまりじゃん」と言ってみせる切り口もある。たしかに「ただのたんぱく質のかたまり」かなあとは思う。造型が自分に似てようと意思疎通が取れているように思えようと、たんぱく質のかたまりではある。絵じゃん、とか、デジタルデータじゃん、というところに収束させるようなやりかたを取ってみせるなら、たんぱく質じゃん、というところに落ちをつけるのも同じと言えたりはするだろう。

どちらかと言うと、絵もデジタルデータもたんぱく質も平等に扱うほうが好きだ。でも、いやいやたんぱく質が最高だ、たんぱく質至上主義だ、とか言うひとがいてもよい。その理由としては「自分の身体もたんぱく質によって出来ているので、当然、自分と同じ素材で出来ているものを最高と見做します」というようなものを思いついたけど、別にそうでなくてもよい。

謎のライン

なんの話なんだという気がしてきたけれど、「特別扱い」に理由なんてないんだよなあ、ということをあらためて思ったのだった。ダブルスタンダードはどうしたってあるというか……。いくらダブスタがよくないと言われても、ある。頭だか胸だか心だかの中に引かれている謎のラインを超えた瞬間に、突然、判断の質が変転するのは避けられない。自分でも把握しきれないようなそういった謎のラインとうまく付き合っていくのが大切なのかなと思う。