世界は称賛に値する

日記を書きます

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー [DVD]

ゴールデンスランバー [DVD]

▼▼映画観よう、という目標を打ち立ててみたら、悪癖手癖悪習的な流れでアニメばかり見始めたので、改めて路線変更してみた。挑戦的な心持ちで映画側に環境を寄せた。最近は邦画を連続してレンタルしてきている。結果、映画楽しいな! となっている。妙に楽しめたので精神昂揚中だ。邦画『虹の女神』が発端かなー。巧く波に乗った。
▼▼伊坂幸太郎小説は読んでいないほうだと思う。読破数少なめだろう。けど『ゴールデンスランバー』と『オーデュボンの祈り』は、非常に評価が高くて、好きで、映画化の決定と評判は以前から意識していた。比較的好評をよく聞いた。
▼▼観てみて、実際、楽しかった。映画化が巧くいった例だと言える。同じ味わいを違う料理で楽しめた、という印象だ。確かに終幕が曖昧と言えば曖昧で、不満の声を時々は見かけるのだけど、社会的強烈さで立ち向かえない敵、と立ち向かうための物語、が、この物語以降、紡ぎ始められている、のだよなー、という小説段階での認識があって──世界観の転換期、と認識していたりして、結果、問題なく楽しめてしまった。半端かもだが半端以外何ができるっていうんだ、というような、戦いかたの話だと認識している。