▼▼憎悪や絶望って単純なのと複雑なのがあるな、って思うことがある。けど、実際は複雑な奴しかないかな? 区分が甘いだけでは? 反省した。▼▼哀しみが源泉なのと怒りが源泉なのがある、っていうのは改めて雑に思うのだけど、混合比の問題として捉えるのがあくまで基本でしょう? とも考え直した。▼▼固定観念混じりの歪みで語るなら、哀しみ源泉の「反発」だと複雑な心根になって、怒り源泉の「攻撃」だと若干単純寄りの心根になりそうかな。▼▼愛? ▼▼悲哀系って愛の背面攻撃だよなーとかとか思っているところがあって、だからつまり、憎悪や絶望が複雑になるのは愛が絡んだ時である、なんて思っている、ような気もした。▼▼評価も感想も危ういなあ。好きだ。動物殺害事件と妹とバレンタインあたりが特徴と言える物語だろうか。諸々すごかった。相変わらず嘘ばかり、なのに、ほんと嘘ばかり、って全然言えないところが、極めて好きなところだ。嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 3 死の礎は生 (電撃文庫 い 9-3)
- 作者: 入間人間,左
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/12/10
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 100回
- この商品を含むブログ (135件) を見る
自身の手元を、物理と精神で確かめる。
物理には購買のパン。精神には、心には、「………………………………………………」
心の手は、何を拾い上げ、何を防護し続けてきたのか。
どうやって知ればいい?
教室の入り口で、天井と床を交互に、長々と見つめ続ける。
僕はまだ、何を失ってないんだろう。
──P.240《91点》