世界は称賛に値する

日記を書きます

駅にて

▼▼帰り際の駅で、軽く違和感を覚えて立ち止まる。振り返っている人が多くない? とか考えて意識する。罵声や怒声と言えるような騒音が洩れてきていた。好奇心も悪戯心も疼いて、眼を向けてみたりもしたのだけれど、趣味が悪いかなー、なんて思って、諦観交じりに最後は目を逸らしてみた。趣味が悪い、って形容がわりと謎だよな、っていうのは時折考えてしまう。趣味?って思う。趣味の良し悪し?とも思う。趣味の良さって何だろう。稀少性において優れているって言えるとか? 成長性において優れているって言えるとか? 社会性において優れているって言えるとか? あるいは、投資効率の良さ、かなあ? 違うと思った。思おうと思った。ので、趣味の良し悪しがわからないよなーって思う。言っておく。▼▼美しさ?って思う。美しさは好きだ。美しさ基準もかなり好きだろう。でも、美しさって基準ばかり使うようになってしまったら、時には、美しさを貶めていることにもなるんじゃないかな、って思えていて、だから、持ち出しすぎるのはあまり好きじゃない。好きだからって寄りかかりすぎちゃ駄目だよなー、って寓話的に思う。