▼現時点の日本だと「SF好き」と「ハヤカワ好き」は切り離せない、のかな、ってあたりが楽しいなあ、と思う。得意分野による差別化が巧く働いているもの、ってのが、妙に好きなんだと思う。飛躍するけど、復刊も好きである。素敵物があって、好きが結集すると、やっぱりちゃんと何かに繋がって、復活可能、って状況が好きなんだろう。夢があるぜ、って言葉の稀有な具現かなー、みたいな印象がある。なんてのをまとめると、早川書房が最近「強い物語。ハヤカワ文庫の100冊」ってフェアをやってて、合わせて復刊も実施していて、滅茶苦茶気になっているから、記録しておこうかな、ということを書いておきたかったのだった。復刊と新装があるみたいだ。いずれにせよ、読んでゆきたい。
『ディファレンス・エンジン 上・下』ウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリング
『宇宙飛行士ピルクス物語 上・下』スタニスワフ・レム
『天の光はすべて星』フレドリック・ブラウン
『ゴーリキー・パーク 上・下』マーティン・クルーズ・スミス
『死よりも悪い運命』カート・ヴォネガット
『シャドー81』ルシアン・ネイハム
『見えないグリーン』ジョン・スラデック
『ヒルダよ眠れ』アンドリュウ・ガーヴ
『闇の公子』タニス・リー
『時計じかけのオレンジ』アントニイ・バージェス