世界は称賛に値する

日記を書きます

図書館戦争(有川浩)

《★★★★》

図書館戦争

図書館戦争

「選ぶべきものを選ぶときに選び方を躊躇する奴は口先だけだ」
――P.191

▼おもしろかった、ということは間違いなく断言できる。断言できるが、ちょっとだけ歯切れが悪くはなっている。けど真のおもしろさはここからだぜ、という雰囲気が少しだけあるからだ。最近は瞬発力に優れた『序盤戦から濃い物語』が好みらしい。読みたいものがたくさんあるからだろう。人間同士が絡んでいくおもしろさ、は、間違いなくここから増していくだろう、と推測している。要するに『図書館内乱』も読ませろということだ。