世界は称賛に値する

日記を書きます

さらにもうひとつうえ、を常に考えていく

 真剣に最上を目指して生きている人がいる。素敵なことだと思う。私もそこに価値を感じる人間だからだ。けれど、どれほど頑張って最上の人生を目指していたとしても、完璧なる最上の人生、に達することなんてきっとできなくて、おのれが今選択している人生よりも『さらに一つ上にある人生』を頭に思い浮かべることは、たぶんいつだってできてしまうのだと思う。つまりは、上を目指せば切りがない、ということだ。それでもなお、では行けるところまで行ってみようか、と考えられるスタイルが私は好きだ。だから、穏やかな安心感を与えてくれて、じゃあこんなところでいいのかな、なんて思わせてしまうような、あなたは間違ってないよ、という言葉は、地味ながら怖いなあ、と思うのだ。別に間違ってないから俺はこれでいいんだ、なんて思ってしまったときは、きちんと、だけどこれより素敵だと思える道は絶対ほかにもあるよな、と考えるようにしよう、と反省したのだった。ということばかりなぜか考えてしまっているな、と思う。理由不明だ。