世界は称賛に値する

日記を書きます

時間旅行のひとかけら

 だせえぞ俺、なんて考えてしまっていたこと、を憶えている。だが、なぜそんなことを考えてしまったのか、はよく憶えていない。勤務を午後6時に終えて、帰り際、自転車を漕ぎながら考えていたのだった。勤務状態におそらく多少の不満があったのだろう。満足ができるほどの働きっぷりが実現できていない、ということを考えていたのだと思う。最近の状況には、すべきことを探さなければならない、というところがあって、でも、どこか見つけきれていない、という印象が拭いきれないのだ。その影響が何割かはあったのだと思う。帰宅後、DVDで『バタフライ・エフェクト』を観賞する。時間移動系物語が私は好きだ。小説で言うなら『タイムリープ』や『夏への扉』や『リプレイ』や『Y』などを物凄く好んでいるし、映画で言うなら『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズだとか『オーロラの彼方に』だとか『タイム・マシン』だとかがとても好きだ。ドラマで言うなら『君がいた未来のために』あたりもかなり好きだった。というわけで、最初から絶賛する条件はある程度満たしていた、と言えるわけだ。あとは、実際の出来、という問題が残るだけだった。問題なかった、と今なら言える。むしろ無茶苦茶おもしろかった。噂通りだ、と言ってしまうのは悔しいが、確かにこれはおもしろいよな、なんて思いながら観賞していた。観賞後、読書を始める。映画を見よう、読書をしよう。という標語を最近掲げてみせた影響だろう。わりとライフスタイルが変化しているのだ。このまま変わればいいな、とは思う。深夜にモンスターハンターによる狩りの誘い。ネコ邸に向かう。