世界は称賛に値する

日記を書きます

おみくじは吉でなんともいえず

 蕎麦食べに行こうぜ、と誘われた。無論年越し蕎麦だ。実家の蕎麦屋で働いている友人がいて、彼から年越し蕎麦についての誘いを受けてはいた。誰か行くなら一緒に行こうかな、と考えていた。のだけど、誰も行こうとする気配がなかったので、あえて行く必要もないか、と判断していたのだった。にもかかわらず結局行く羽目になるとはな、なんてことを考えてしまう。蕎麦はかなり好きだ。何を喰いに行こうか、という話になると、蕎麦が食いたい、とか頻繁に言ってしまうくらい好きだ。ミヤ氏フミ嬢ネコ氏と合流。誘いを受けていた友人の蕎麦屋へと向かう。おすすめをください、と注文してみた。出されたのは天麩羅蕎麦だった。すでに閉店時間を過ぎていたため、申し訳ないなと思い手早く食事を終える。蕎麦屋の中では友人の息子が軽く泣き声を上げていた。生後五ヶ月ほどか。ひさしぶりに顔を合わせた。ごちそうさまでした、と告げて、暖かな蕎麦屋から再び凍てついた冬の闇へと向かう。暇ならどこかに出かけようぜ、というような雰囲気が出現してしまった。東京ミレナリオにでも行こうか、と相談。東京駅で1999年から行われている祝祭芸術だ。なんて情報を以前から知っていたわけではない。実を言うならば数日前までは、そういうものが存在している、ということくらいしか知らなかった。来年からは休止してしまうという。つまり今日が完璧に最終日だということらしかった。結局新年は東京駅で迎えることに決まった。連絡してシタ氏と合流する。東京ミレナリオは当然なかなか賑わっていた。写真を撮ってみた。携帯電話って便利だな、と今さら思う。以降、このまま初詣にでも行こうか、という流れになり、地元の神社へと向かってみる。今度はアイ氏が合流。帝釈天、西新井大師、あたりをまわる。さすがに詣ですぎだろ、とは思った。