世界は称賛に値する

日記を書きます

思考記

海外都市名

▼▼実在の固有名詞が(特に、シンプルな形状で)用いられている物語名を、妙に好きと思っている気がするな、と不意に思いついて(しかもボードゲームで多数見かける名付けかたなのだ)、中でも、外国の都市名なんかが付いているやつは独特だなーと思っていて…

学習加齢シンクロ率

▼▼学ぶということによって、知識が増え、計算に慣れ、判断がうまくなって、認識が精密になる、というような「学習的な成長」というものと、時が経過していく中で肉体が大人びていく老化していく、というような「肉体的な成長」が、成長、といった概念や観念…

ほぐし属性と固着属性の複合攻撃は中和しきれない

思い込んでしまっていて固定観念でがちがちになっていた認識や判断を、やわらかくしてくれて、刷新してくれて、新たな側面に気づかせてくれるような「ほぐし」の言葉、と、うまく言語化できていなくて、もしくは、微塵も言葉にできていなくて──つまりはぜん…

独りで漢字変換プロセスで遊ぶ

▼▼異字同訓、というものを、口頭で話している時に意識できているかは、あやしい、と思った。異字同訓という言葉も今回初めて認識したくらいである。いわゆる、会う逢う遭う、開ける明ける空ける、上げる挙げる揚げる、計る測る量る図る、粗い荒い、収める納…

ちょっとしたことに気づいて、ずっと憶えていられる、ということを意識しておくだけで、読解力の段違い桁違いが可能なのでは

▼▼人様のゲーム実況なんかを見ているような時に、わずかな描写、ささやかな演出、こまやかな台詞、些細な登場人物や専門用語、といったものを、ばっちり記憶していて、おお、これ、あのときのあれだ、なんて言えている人を見ると、驚かされる。尊敬を抱いた…

判っている/あんまり判っていない、の比率が、ほどほどの話が、最も面白そうではあるのだけど

▼▼判りきった古くさい内容の話であっても、直接説明するんではなく、間接的に、描写的に、語ることで、判りきった感、を薄めることができるかと思う。想像プロセスを挟むことで「判りきっていてツマラナイ」という空気を呼び寄せずに済んだりする。逆に、複…

長寿者記憶機構

▼▼意識構造の違いによって時間の認識や印象に差を生じさせることが可能なのかな、というのは思ったりする。エルフとかヴァンパイアとかが長寿とされ、人間の一生なんて泡沫だ、塵芥だ、とか言っていたりすることがあったりするかと思うのだけど、そういうも…

客観性分類

▼▼客観的に書こう、っていう謳い文句を思い浮かべた時に、じぶん一人に関連する話ではなく「人類にとって」という基準のもとで話をする、っていう視座と、じぶん一人から見えているものではなく様々な人間が観測した時に「人類の全員が観測できるところ」に…

使わない単語を使うための日記

▼▼特殊な出来事、特別な出来事、を日記的に文章で書こうとするより、自然体では思いつきにくい異質な単語、を使って書こうとするほうが、好きだ。特別感も問題感もない出来事でも使い慣れない言葉を使って描くと楽しくなる。という遊びかたはもっとしてみて…

類語を使って飽きられないようにいろんな単語を使いましょう

▼▼印象や感覚に最も近い単語を選ぶ、のではなく、同じ言い回しが続いてしまうと印象が単調になってしまうから、類語を駆使して、いろいろな単語を織り交ぜる、という切り口があって、まあ人類の頭脳や生理にとってはそっちのほうがよいんだろう、ということ…

特定の主語のもとで面白いと掲げるか、動詞が持つ面白さだけ掲げるか

▼▼世界を変形させるのは面白いなあ、と思ってみてから、これって、変形させるのって面白い、って言いかたでいいんじゃないか? と思った(そもそも、世界以外のものを変形させるのって無理っぽいので)(心象とか概念とかは?世界なんすかね?)

物体抽象描写、状況抽象描写

▼▼目の前の林檎を「果物」と言ったり「食べ物」と言ったり「赤さ」と言ったりするような、物体を抽象化して語る言葉、と、デートとかいじめとか恋愛とか敵対とかの状況や関係なんかを抽象化して語る言葉は、同じ「抽象的な文章」ではありつつ、とはいえ別物…

強意語盛りだくさんパターン

▼▼かなりとかとてもとか非常にとか極めてとかの、いわゆる強意語を使わなくても、日記は書ける。使った日記と使わないようにした日記を比べるなら、使わないほうが静かな日記が書けたりもするだろう(これって静かって言うんだろうか)(地味や淡々を使うこ…

場の防腐

【コミュニティの一生】 面白い人が面白いことをする ↓ 面白いから凡人が集まってくる ↓ 住み着いた凡人が居場所を守るために主張し始める ↓ 面白い人が見切りをつけて居なくなる ↓ 残った凡人が面白くないことをする ↓ 面白くないので皆居なくなる ▼▼といっ…

漫画化されがちになる

▼▼ある技術が、発見され、開発されて、人類に浸透していった結果、ある程度、人類に浸透し普及したところで、人類全体の意識が、改革された、刷新された、というようなことがあるんじゃないかな、とは思っている。電気が夜という概念を塗り替えた、電話が距…

いつもびくびくしている(いつも油断しない)

▼▼油断しないように、油断してしまった、というような言葉を書きがちなところは多くあったのだけど、煎じ詰めると、このあたり、じぶんに対する不信を「崇め」ているような雰囲気になるな、と思えてきたので、取り扱い難しいぞ、って思った。 ▼▼怖がってびく…

好きエモーション

▼▼人が好きなもののことを語っていく言葉はエモーショナルだけど、好きだ、っていう言葉というか宣言はあんまりエモーショナルじゃないな、という印象を持っていることを自覚した。

自然分類と人工分類

▼▼分類するのは好きだ。分類していて、自然物を分類しようとするのと、人工物を分類しようとするのは、若干、違うのではないか、って思った。ぜんぜん別物ではないか、ということも思った。なんというか、人間には、見逃しや勘違いがありうる。自然には、ま…

打ち消されているのでじっと見る

▼▼非常という言葉を見つめた時に、非という言葉にくっついている「常」という言葉が見せようとしているものを、まず想像してみてから、否定する側に頭を動かしてみて、常にあらず──常ではない、といった情景を思い浮かべてみたりする。不調という言葉ならば…

楽園的

▼▼楽観的、楽天的、というような言葉で、じぶんが頻繁にしがちな解釈の傾向を称することがあったのだけど、世界がそういうふうであればよいのにー、というかそうであるということにしておこうぜ、決めつけちゃおうよー、わからんので好みの状況であると決め…

発想飛躍ネットワーク

▼▼発想の飛躍、発想の省略、発想の矛盾、にまつわる、おのおのの習性、に「個性」を見ようとするのは、素敵だ、って思った。 ▼▼発想の飛躍、発想の省略、発想の矛盾、について、長年の思考や経験や生活が築きあげた「ニューラルネットワーク」に「個性」を見…

「聞く」だと、内側を切り開いてみせる挙動は、想像させられない

▼▼意味を解釈するプロセスにおいて、意味を見つめる、といった「見る」ことによる比喩は、有効だと思っているな、と思った、▼▼意味を聞き取る、意味に耳を澄ます、というような「聞く」による比喩を、相応しくなさそうに思っている、とも思った。 ▼▼人の発言…

無いがわかる(?)

▼▼人類は言語を得たことで「無い」ということを想像の範疇に落としこめたのだ、っていう話を聞くことは、沢山あって、正直、滅茶苦茶強く納得してしまってたのだけど、類型や経験をいったんは疑っていく哲学的な懐疑スタンスで行くのなら──好きならば、ここ…

すべての描写に含みがある

▼▼ある描写があった時に、その描写があったならこれが起きているはずである、っていう推測が可能だったりはする。実際に推理小説とかであとから伏線的に話題にされるようなこともある。こういった「別の側面を読み取ろうとする」ことが、小説の全描写文章に…

理想は善、現実は悪(っぽい)

▼▼理想と現実という切り分けにおいて、理想に対して善や正の気配を覚えてしまう癖はついていて、逆算的に、現実に対し、悪を見がちな癖、も出来ている、かと思う。理想を見ている時の視線は、素敵寄り、であり、現実を見ている時の視線は、なんとなく、駄目…

取り壊される前に見ておくことが善という印象ではない

▼▼建物が取り壊されるとか、商品の生産が途絶えるとか、いままであった事物がここで無くなる、っていう時に、最後に行っておこう、最後に見ておこう、最後に楽しんでおこう、と考えるような精神や思考、世界観を、善や正だとは思っていなくて、むしろ、自己…

記憶するための文体

▼▼見慣れていない新鮮な思考を、手慣れていない突飛な文体で、書くと、精神や身体から思いのほか離れすぎてしまって、脳にうまく馴染まないのではないか──記憶に残らないのではないか、っていうような発想によって、新鮮な思考だから、いつもの文体で、書こ…

物理パズルと論理パズル

▼▼物理がかちっと綺麗に嵌まった時の気持ちよさ、と、論理がかちっと綺麗に嵌まった時の気持ちよさ、は、似ている、と思っていたし、同じものでは、とさえ思っていた気がするけれど、実際のところ、論理には姿も形もなくて実際に綺麗に嵌まっているなんてわ…

なんかわきおこってるだけ

▼▼胸の中に姿を見せる感情に対する「判定」をなるたけ減らしてみたい、実際に減らしつつ過ごした時の生活や人生や面白さを調べてみたい、といった欲があったりはする。ぜんぶを胸のザワつきに収斂させるというか……。まあでも、まず、快不快といった線引きが…

別側面での言い換え

▼▼人の好みは千差万別だ。ある物事について、好きな人もいれば嫌いな人もいる。というふうに二つの文章を並べた時なんかに、二文目は不要では? 同じことを言ってるだけじゃん、あたりは、思いがちだったりする。でも、一側面で語るよりは二側面で語ったほう…