世界は称賛に値する

日記を書きます

すごろくや主催「いけだてつやMCの偏愛ボードゲーム会」に行ってきた

▼▼ボードゲームショップには敬称の「さん」を付けたくなるところがある。普段から御世話になっているような雰囲気が出ているからだろう。通販も使うし。あと、運営者の顔が見えてくる空気があることも影響している。というわけで、今日は「すごろくや」さんに行ってきた。イベント開催日だった。前月7月から始まった新企画「ゲストMCの偏愛ボードゲーム会」である。今回のMCは芸人でもある「いけだてつや」さんであった。様々な番組の中でボードゲームの紹介なんかをされていることも多々あって、最近は、同趣味からのファン的な気持ちも出てきたりしている。濃いめのボードゲームフリークでもあるらしく、旧き良きボードゲームを知っておられるようでもあったため、ご紹介いただきたいな、ご一緒に遊んでみたいな、とも思わされた。今回の偏愛ボードゲーム会における「いけだてつやさんの偏愛傾向」は「声出していこう系、忘却テンパリ系」とのことで、だいぶ楽しみにしていた。すごろくやイベントスペースである「す箱」へと、わくわくしながら向かった。
▼▼若干駆け足気味なところもあったものの、程よく堪能しながら遊ぶことができたかと思う。『オリンピア』→『フェアプレイ』→『ティーフェタッシェン』→『ルーニークエスト』→『ダンジョンバザール』→『ウインナーワルツ』→『ヒステリーコーチ』という順番で参加した。
▼▼終わったあとに、時間もあるしまだ遊びたい、という気持ちになったため、池袋まで出て友人とボードゲームカフェである「ジェリージェリーカフェ」に出向いてみた。通称ジェリカフェの池袋店に行くのは初めてだった。二人対戦型ゲームで沢山遊んだ。ここで遊んだぶんの感想はまた改めて書こうかな。







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ゲストMCの偏愛ボードゲーム会/いけだてつや編

オリンピア2000

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▼▼古代オリンピックを模している。五種の競技の順位が書かれたカードを全員が伏せて出し、トップが得点の書かれたメダルを取れる。ビリが次の競技を決められる。手札の補充は親が一枚ずつ見ながら誰に渡すか決める、といったアクションの絡み合うゲーム。じわじわと面白かった。妙に印象に残っている。






フェアプレイ

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▼▼タイル型のレースゲーム。銀色の車コマの出来が素敵だった。サイコロを振ってまず少しコマを進めたあとに、カードを一枚、誰かに渡すために、裏向きに差し出して、受け取って貰えたら相手がその効果を受け、拒否されたらじぶんがその効果を受ける。よい効果のカードでも「差し出して拒否して貰わないと使えない」ところが味噌だ。これも程よく面白かった。ここにブラフ要素を混ぜてくるセンス好きだなあ。







ティーフェタッシェン

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▼▼大変面白かった。欲しい(買えなそう)。大統領の任期決めゲームだ。大統領役の親が、プレイヤー人数分、お金カードを引いて、均等でも不公平でもよいからお金の配分を決める。その配分を見て、納得と不満の中で「可決」と「否決」カードを出して、大統領の任期を決める。可決されたら配分通りのお金が入る。可決否決を無視して横領し始める人も出てきたりして、あるいはスパイまで横行し始め、思惑が交錯し、可否がうまく決まらないところも含めて、すごく面白かった。






ルーニークエスト

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▼▼お絵描き型の冒険ゲーム。得点ポイントと失点ポイントの描かれたマップを前に置いて、眺めながら、透明シートに線や円を描き、うまいこと得点ポイントを通過、獲得できていたら得点が貰える。ワイワイ遊ぶタイプのゲームで、これいいなあ、という雰囲気にはなった。拡張も出ているということでそれも気になる。ものすごく使い込まれていて素敵だな、ってなった。






ダンジョンバザール

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▼▼冒険者が三人来るので、その前にダンジョンに潜ってアイテムを集めてきて、売りさばくゲーム。安いものから売れるし冒険者たちは所持金に限界もあるため、貴重品ばかり集めても意味がない。とはいえ、安いアイテムばかり集めても微妙だ。時間が足りなくて遊び切れなかったけど、気になるゲームだった。冒険者カードは最初に公開するようだ(ここうまくできていなかった)。カードのプリントミスがあって、そのせいで、あんまり売れなかったというか微妙だったようだ。とはいえゲームは楽しい、好き、ということで今回は並んだ模様。このあたりの悲喜交々が、偏愛感あってよかった。






ウインナーワルツ

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▼▼ダンスパーティでパートナーを成立させて得点化するゲーム。一人の人物のまわりがぜんぶ埋まった時に、その中で最も美しい人物が選ばれて、ペアが確定する。その二人の持ち主が合計得点を二人で得ることができる(中立人物もいて、その場合は、片方だけが得点を得られる)。いろいろと悩ましくて、ゲームメカニクス的には一番好きと言える雰囲気があった。流石のクニツィアゲー、と思った。食べ物チップのボーナスがあんまりうまく集められなかった後悔があるな。準備が大変そうなのもあって、アプリなんかで遊べたらよいかも、とも思った。






ヒステリーコーチ

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▼▼二チームに分かれ、それぞれのキャプテンを決めて、キャプテンがフィールド上の選手コマの位置を指示していく。が、選手名を呼び、ジェスチャー気味にしか指示を伝えられない。むっちゃがやがやと謎の選手名を呼びながら(呼ばれながら)選手を動かすことになった。シュートまで辿り着いた時にサイコロ振るだけなのもあほらしくてよかった。欲しくはぜんぜんないけど笑、素敵なゲームだ。








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