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『ストーンエイジ』で初めて遊んだ(ボードゲームアリーナ)

盤遊記

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▼▼石器時代の村の進展を舞台にしたボードゲーム『ストーンエイジ』で遊んだ。初めて遊ぶゲームだ。ボードゲームサイト「ボードゲームアリーナ」でオンライン版を遊ぶことができる。以前から非常に気にはなっていた。初心者脱却かつ中級者入門には程よい、と聞いていたからだ。ワーカープレイスメントというゲームシステムに慣れるのにもよい雰囲気だ、とも聞いていた。実際、よかったと思う。新鮮かつ気持ちよく遊べた。ワーカープレイスメントって楽しいシステムだな、というのも初めてはっきり思えた気がする。

▼▼ワーカープレイスメントというのは、盤上に、この位置に人を派遣することでこういう効果が得られるよー、と書かれている「地点」がいくつもあって、手番ごとに、人間コマ(ワーカー)を置くのに最適なところは現時点では何処なのだろう、と考えさせられるシステムのことだ。たいていはプレイヤーごとに順番に置いてゆく。
▼▼やれることがうまく可視化されて、効果の順位や順番が問われつつ、早い者勝ちという縛りまで出来たりする。しかも直接的でない攻撃まで可能にする。
▼▼選択肢の量、行動ごとの機構の違い、効果のおおきさの相対的な違い、短期および長期の利点欠点、ほかの人についての推測および妨害、等々の調整具合によって「ワーカープレイスメントとしての難しさ、そして面白さ」が変わってくるのだと思うのだけど、流石に「初心者を脱却するのにおすすめだよー」なんてふうに言われることのあるゲームだけあって、程よい、と思えるところがけっこうあった。程よく頭が働いてくれた。


ja.boardgamearena.com


▼▼おのおののプレイヤーに、人間コマを五つ、食糧コマを十二個、まず配ってから、ゲームを始める。▼▼村および村の周辺で、食糧や資源を集め、道具を作り、畑を耕しながら、家族を増やしていって、建物を建て、そして文明を獲得してゆく。▼▼最後は「建物タイル」と「文明カード」が勝利点となる。ので、決め手はここになるだろう。


▼▼「建物タイル」と「文明カード」を獲得するためには四種類の資源(「木材」「レンガ」「石材」「金塊」)が必要になり、四種類の資源を収集するのには「人間コマ」と「道具」が必要になって、人手を増やし維持するのに「食糧」や「畑」が必要になる、という流れである。木材→レンガ→石材→金塊の順番に獲得が難しくなる。おのおのの資材に難易度としての「価値」が設定されているのだ。
▼▼食糧や資源を獲得する時には「採集に行った人数分」のダイスを振る。出た目を食糧や資源の「価値」で割り算して、獲得数を決めるのである。つまり、価値が高いものほど獲得数が減る。最も貴重な金塊なんて価値が「6」だから、収集に向かったワーカー数が一人だったら、ダイスを一つを振って6が出せないと、完全に無駄足になってしまう。二人で行ったところで二個取れるか怪しいところだし。▼▼補助として、道具、を製作することによって、振ったあとのダイス目にボーナスが足せるようになるのだけど、最初のほうなら、よくても+1か+2、頑張って+3とかだったりもする。地味だけど、道具を製作し続けることで、思いのほかおおきな効果が発揮されたりもする。


▼▼資源を獲得する時にダイスを振るのが独特、という印象はあった。ここのランダム要素については好評も不評も聞かれるようだった。結局は運で負けてしまった……、という状況がありうるからだろう。ありうるというか、目立つせいだと思う。ダイスの目がぜんぜん奮わない時ってほんとうに苛立つ瞬間があるし……。結果として、気になるし記憶に残りがちなのである。ということがマイナスに思えることは当然ありうる。逆に、あまりにダイス目がよくて変に圧勝してしまってもそれはそれで微妙だったりもするし。
▼▼とはいえ、おかげであんまりガチガチかつキツキツな空気にならない、という雰囲気があるじゃん、とも思えるところがあって、現状だと、このあたりに利点を見ている、と言えるかな。▼▼運という制しきれないし読み切れない要素を挟んでおくことでプレイヤー間の落差を埋める、という楽しさ製造法(維持法)の一つだ。