世界は称賛に値する

日記を書きます

シンプル化、と、繊細さや複雑さの再現、で、世界を伸び縮みさせる

▼▼クローズアップの対義語はロングショット、という話を見かけたのだけど、普段の身の回りで見かける「クローズアップ」の使いかただと、対義語に「ロングショット」という言葉が来るのは、多少、違和感がある。ズームイン/ズームアウトのほうが妥当であろう、という意見も見かけてたりして、納得はした。いずれにせよ縮尺変更の話だ。解像度変更の話の場合もある。
▼▼アニメ『ガンゲイル・オンライン』を観ていた時に「これはゲームだから、いろいろ簡単に出来ている」というような台詞があって、なるほど、って思った。世界にある現象のあるところをシンプルにして、あるところは複雑というか細やかに描き出す──面白いところをおおきく、つまらないところをちいさく、描いて、面白い世界を、創る。この大雑把さと細やかさの濃淡や凸凹で面白さの形成する目線があるな、と思ったのだった。面白いゲームを作るには? ゲームとは? という問いについて考える時に、濃淡や凸凹を見ようとするのは、アリだな、って思った。
▼▼世界を遊びやすく調整する、と言える。あるいは、遊びやすさ調整が為された世界ならば、ただ暮らしているだけで、遊び感が駆動し始める、とも言えるのかな。