世界は称賛に値する

日記を書きます

世界を作る意志

▼▼小説で世界を感じながら――ドラマや演劇で世界を感じながら――漫画やアニメーションで世界を感じながら、そして、帰り際にふと目を上げて、お、じぶんのまわりには相変わらず世界があるじゃん、と思いながら、人に手によって語られた物語とかって、この「実際に今、目の前にある、これ」を、言葉によって、時には演技や大道具小道具やカメラやセットによって、あるいは絵によって、再現しようとした、というか「じぶんの周囲にある「世界」というものと同じレイヤー上にそれと同じ(と思わせられるだけの)何かを作ってみせようとした」のだよなー、ということを、不意に思って、改めて、驚いた。「いま目の前にあるこれ」を自ら、手ずから、作らんとしてみせる、その意志、そして発想が、素敵だ、と思ったのだった。
▼▼受け手の脳に何かを与えることで、そこに、世界が、出来る――出来るだろう、という発想、および、期待が、素敵だ、って思ったとも言える。
▼▼漫画『ピースオブケイク』ジョージ朝倉の1巻から4巻までを読んでいた。

ピースオブケイク 1 (1) (Feelコミックス)

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