新たなフレーズ。人生は可愛い。

▼▼舞台『メロメロたち』で出くわした「人生は可愛い」というフレーズがけっこう耳に残っている。と気づいたので記録しておこう。「人生」という主語に「可愛い」という述語を付けた時の感覚が、非常に新鮮だった。新たな境地、新たな世界、だった。おそらく思い浮かべたことがなかった。


▼▼新鮮なフレーズが「眼差し」を刷新してくれることと、新たな概念が「眼差し」を刷新してくれることって、微妙に違うなあ、っていうのも気づいた。
▼▼対比としては、初めて「パラダイム」って概念を知った時に、けっこう、世界全体に対する見かたが変わった気がした……、っていう気分のことを考えていた。
▼▼概念を新たに知って導入する、のは、新たな調味料というか未知の素材なんかを手に入れる感覚に近くて、フレーズに新たに出くわして意識するようになる、のは、下ごしらえのやりかたや調理のコツに関する情報を手に入れる感覚に近い……、しかし例外もあるか……、っていうようなことも思った。