嘘をつく時、みんなどうやってるか

▼▼関係者以外立ち入り禁止が掲げられた馴染みのない空間の中に、理由があって足を踏み入れる時、許可証を貰って首からかけないと駄目ー、って規則で決まっているならともかく、警備員室の名簿に名前書くだけで入館できるような場所もあって、許可を貰った人間と無断侵入した人間が見た目上はぜんぜん区別できない、ってことがあったりする。
▼▼なんて時に、許可貰ってますよって内心思えてるだけで明白に安心できちゃうし、この安心が挙動まで変質してくれちゃうよなー、ってことを考えてた。
▼▼安心できて、振る舞いが変わる。▼▼警備員室の名簿に名前を書きました! って断言できる記憶があるだけで堂々と歩き回れるし、逆に、無断で勝手に入り込んで歩いてる時はおどおどびくびくしちゃって、不安が顔と挙動に滲み出て、不信感を買う。結局は怪しまれて侵入がばれさえする。▼▼なんか、ポーカーフェイスがただ苦手なのでは、って話に見えてきた。あと別に動きが怪しくて侵入がばれた経験とかないけども……。
▼▼嘘をつく時、人によって自己を調整するやりかたってだいぶ違ったりする? っていうようなことを考えていて、関連として、前述のようなことを考えてみたのだった。
▼▼じぶんの場合は、前述したようなシチュエーションにおいて「いやおれ入館者名簿を書いたので大丈夫ー」って思い込ませるように、心理の調整をして──ぼくはちゃんと許可を貰ってやってますよーと正論が紡げるよう記憶違いさせるようにして、嘘をつこうとしてみてることが多いかな、って思ったりした。
▼▼嘘をつく行為、って、事実とまったく異なることを言うのと、一部改変するのと、一部黙ってるので、工夫のしかたが変わる気もする、し、挙動の調整、台詞の調整、罪悪感の調整、認識の調整、あたりにおける、段階ごとの違いもありそうで、つまり、重視する範囲がおのおのでだいぶ違うのでは、って気がしたのだよな……。
▼▼以前に人狼ゲームをやった時に、事実とまったく異なることを断言的に話すことの難しさ、を、おそらく初めて知って──じぶんは普段、基本的に「一部改変型」の嘘のつきかたしかしてないんだなって思わされる瞬間があって、このあたり人それぞれ重きの違いがありそう──ここの違いで人狼のうまさとかが変わってそう、って思ったのだった。