文章のリズム雑感

▼▼文章はリズムが肝心だ、と言う。実際に音読しながら書いてたりしますよー、っていう話を聞くことさえある。
▼▼実際に口で音読しながら文章を書いたことは、今のところなくて、けれど、文章が読解時に感じさせるリズムの重要性みたいなものの話は、まあ判る気がしているし、実際に口ずさみながら書ていみることできちんとリズムを追えるじゃん、判ってくるリズムとかがあるじゃん、というような話も──実際に口にしてみることで頭の中だけで言葉を追っていくのとは違う、ちゃんとしたリズムを見つけ出せるからねえ、って話も、また、判る気がするので、音読しながら書く、っていうこともやってみたほうがよいのでは? 一回試してみようか? なんて思うことも、結構ある。というか、最近結構思う。
▼▼遊んでみないとなー、って思う。
▼▼リズムをぜんぜん気にしたことがなかった……、というほどのことでは、ぜんぜんなくて、実際に口ずさむ──言葉の音色をじぶんで聞きながら集中してみせる、ってことについて真面目に取り組んだことがなかった気がする……、ということについて、悔悟を交えて再認識しているだけで、言葉のリズム自体は(前述したように)いちおう多少は気にしていたかと思うし、普段から頭の中でなら拾うようにしていたりもする、のだけど。
▼▼頭の中ではいちおうリズムを意識してるつもりなんですけどねー、っていうやりかたはやはり駄目なのかな?というのも、まあ、時々思わなくもなかったりもする。疑問には思う。でも駄目そうではあるかな……。いわゆる「頭の中でぼんやりと判っているつもりになっているだけだ(具体化して検証していくとスカスカだったりする)」っていうことが起きてそうではあるのだった。頭の中だけでリズムを追おうとするなら、経験ないし技術、あるいは、才能、が要る、もしくは、そもそも無理? できる気がするだけ? というようなことなどがあったりするのかな? って考える。


▼▼意味の、あるいは、言葉の配置の、幾何学的?数学的?(いや、数直線的、くらいかな?)な並びの綺麗さ、美麗さ流麗さ、っていうような側面が、妙に好きで、このあたりに変にこだわりながらやってきたところがあるのだけど、文章が見せる音楽的な面、音色的な面、音声的な側面──読みながら頭の中で流れ出す音楽的なうねり、のほうが、よっぽど人の心や頭に響くっぽいよ? 染み渡るっぽいよ? 突き刺さるっぽいよ? ってたぐいの話も沢山聞かされてきたので、説得されてしまったところは、やっぱり、多少あるかなあ。実経験と照らし合わせてみて納得できたところも(経験則として素直に納得せざるをえなかったところも)当然あるけれど……。やっぱりそうなんすねー、なんて、素直に言える認識は獲得できてしまったかと思う。
▼▼いやまあ、対称とか直線とか正方形や正円とか、見た目として判りやすく整っている形状「こそ」が、人の心に訴えかけるのだ──素敵なものなのだ、なんて理屈が強気で展開されていたら、んなわけでないでしょーが……、と言いたくなるのは──言われうるのは、判るし、じぶんだって時には言いそうだ。言葉の配置の綺麗さこそを追い求める、ということの問題点や難点みたいなものは、まあ判る。
▼▼ブロックとか積み木とかジグソーパズルみたいな「整いかた」と、言葉を楽器にして奏でることのできる音楽は、ぶつかり合う? 邪魔し合う? せめぎ合う? って思ってしまってる付近のイメージが、ちょっと違うんじゃない? ズレてない? あるいは、なんか思いっきり勘違いしてませんか? とかもあるのかもしれないけれど……。
▼▼じぶんの実力的に、能力的に、両者に集中してみせるだけのことができてなくて、片方に注力すると、片方をおろそかにしてしまうことが、多い、多くて困りますね……、というような話な気もした。