『ラミィキューブ』『交易王』『ダンジョンオブマンダム』『チケットトゥライド・ヨーロッパ』『レジスタンス・アヴァロン』で遊んできた（黄色）

▼▼黄色ボードゲーム会で遊んできた。集まりに勝手に色で名前を付けている。参加者はおおきく変わらないけれど、場所は新天地を開拓した。これまで以上に安価で使いやすいレンタル会議室だった。今後も活躍することになりそうだ。
▼▼遊んだのは『ラミィキューブ』『交易王』『ダンジョンオブマンダム』『チケットトゥライド・ヨーロッパ』『レジスタンス・アヴァロン』の五つである。
▼▼けっこうがっつり遊んだ印象なのに、結局五つしか遊べていなかったのは、初めて遊んだ『交易王』がものすごくよいゲームだったため、思った以上にウケて、複数回遊んでしまったせいだろう（幸せな時間だったわけだけど）。あと『チケットトゥライド・ヨーロッパ』で時間を取られたというのもある。ひさしぶりに遊んだせいか、うろおぼえのところが多くて（あと文字が読みづらくて）、時間がかかった。

『ラミィキューブ』
f:id:meltylove:20161213112522j:plain
▼▼続き数字と同じ数字の組み合わせを頭の中でひねりまくって、繋がった！　あれをこちらに、これをあちらに！　そしてこれとこれをこう！　ってふうに取り回して、手元の数字札をぜんぶ場に出せたら勝ち。インスピレーション的気持ちよさがすごい。大変好きなゲームだ。

『交易王』
f:id:meltylove:20161213112548j:plain
▼▼初プレイ。今回のMVPは『交易王』だと思う。ボードゲームデザイナー中でも著明なクニツィアという人物がデザインしたゲームだ。傑作という話はよく聞いていた。これは有名作で面白いらしいぞ、とあんまり気負って遊び始めると、肩透かしを喰らいがちではあるので、程よい期待を意識しながら遊び始めたのだけど、最初の説明時の、ふーん、から、遊び始めて二ラウンドほど経過したあとの、おお！　までの流れが、非常に気持ちよかった。
▼▼場に置かれている6枚のカードが市場というか需要を表現していて、手番では、手札からカードを出して、場札を塗り替えることができる（重ねて出す）。そして、手番の最後に、場にあるカードの枚数×手元にある船に乗せている交易品の数、お金が貰える。ほかのプレイヤーの手番であってもじぶんの船に「需要に動きのあった交易品」が乗っていれば、お金は貰える。じぶんが需要を動かすところもあるわけだけど、同じようにほかのプレイヤーも需要を動してくるので、それも踏まえて船に交易品を載せておくのだ。すでに需要がピークを迎えた交易品を、あとから載せ始めても、間に合わないことが多い。じぶんで需要を作る、今後来そうな需要に乗る、という読みが必要だし、ほかのプレイヤーとの駆け引きもありつつ、30分程度で終わる。抜群の調整だと思う。
▼▼船の載せている交易品を二つ同時に変更できる（通常時は一つだけ）とか、収入があるごとにボーナスがつくとか、単純に船を増やせるとか、特殊効果的な投資要素も少しあって、けれど、最終的な勝利点は「お金」なので、あんまりお金を使ってしまうと──使ったお金はちゃんと回収できてないと、結局はマイナスになってしまうから、投資に目もくれず交易で稼ぎまくるのもよい、というところも素敵だった。

『ダンジョンオブマンダム』
f:id:meltylove:20161213112607j:plain
▼▼チキンレースゲーム。どこまで装備を外してダンジョンに潜れるかで勝負する。ダンジョン内に棲息するモンスターの情報を少しずつ知りながら、好き勝手に装備を外したりしてゆく。ビビらせつつビビりつつ駆け引きする面白さと、裸一貫ダンジョン勝負というフレーバーが素敵だ。

『チケットトゥライド・ヨーロッパ』
f:id:meltylove:20161213112623j:plain
▼▼同じ色の手札を出して線路を引く。線路の長さの分だけカードが必要になる。長い線路を引くだけでまず得点が貰える。配られる目的地チケットの両地をひっそり繋ぐことができていればその分ボーナスも貰える。ヨーロッパ版の駅舎とトンネルルールも好評のようで、まあこれしか知らないので比較はできないけど、確かによい味つけになっている。

『レジスタンス・アヴァロン』
▼▼プレイヤーの何人かでミッションに向かい、成功／失敗カードを秘密裏に出す。1枚でも失敗カードが出ていたらミッション失敗だ。5回中3回成功すれば勝ちの陣営と、3回失敗させれば勝ちの陣営に分かれる。ミッションに向かうメンバー選び、失敗が出た時の参加者への容疑、脱落のない人狼として評判だけど、ほんとうに面白かった。