偏りで見られている

▼▼統計で、確率で、傾向で、軽んじるし貶めるし疑うし否定する、けれど、同じく、統計や確率や傾向で、褒めたり信じたり期待したりもする。統計や確率や傾向で、人格を想像するし、思考を推理するし、行動を推測する。偏りを基点にして、物事を、人を、見ている。偏りを当てにしている。▼▼でもって、偏りで見つめられている。この「見られている」情景のことは、おそらく、丁寧に自覚していてよい、と、改めて思った。▼▼人を疑うのも、信じるのも、統計だ──ぼくが見ているのは統計や確率や傾向なのだ、ということも、改めて考えた。改めて考えて見直した。