世界は称賛に値する

日記を書きます

本棚の10冊で自分を表現する

▼▼最近よく見かける企画だった。惹かれたので乗った。
▼▼こうして選書をするような時、似たような題目の下で選んでいたとしても、若干の言い回しの違いが、選択に、細やかな影響を与えてくれることがある。単語選びと印象が少し異なる、ことによって出てくる、こういったところの微細な差異が、好きだ。「人生の十冊」と「本棚の10冊で自分を表現する」では、何が変わるのかなー、どの本が抜けてどの本が入るだろう、なんて考えながら楽しんでた。
▼▼個人の選択によって出てくる並びの新鮮さと奇妙さが──これとこれが同じ土俵上で語られるなんてねーという雰囲気や感慨が、好きだ。個人セレクション関係はここを楽しんでるところがあると思う。

<子ども>のための哲学 講談社現代新書―ジュネス

<子ども>のための哲学 講談社現代新書―ジュネス

▼▼思考が好き、とか言い出す契機になった。

入門!論理学 (中公新書)

入門!論理学 (中公新書)

▼▼論理ってこの当たりを指すんだー、と思えた始点だった。野矢茂樹の著書の影響は強くて、『論理トレーニング』『哲学の謎』『無限論の教室』も入れたかった(ズル)。

書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)

書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)

▼▼小説すごいな、って思うようになった。保坂和志との最初の出逢い。

「私」のための現代思想 (光文社新書)

「私」のための現代思想 (光文社新書)

▼▼明晰すぎて衝撃受けた。現代思想すごい、哲学と少し違うんだな、と思うようになった切っ掛け。ほかの著書もほぼ買った。

マニャーナの法則 明日できることを今日やるな

マニャーナの法則 明日できることを今日やるな

  • 作者: マーク・フォースター,青木高夫
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2007/04/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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▼▼行動計画を理に適わせる凄さ、みたいな。時間術の本。ビジネス書はまだ忘れてる名著がありそう。時間術は水口和彦著書もすごくて好きだった。

魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(上)【通常版】

魔術士オーフェンはぐれ旅 女神未来(上)【通常版】

▼▼最近まで続いていた四部を見てても思うけど、やはり素晴らしかったと思う。当時、ただ偶然、好きな小説として収まった、というだけではなかったんだな、と数十年ごしに理解できた。

セブン=フォートレス リプレイ アルセイルの氷砦 (ファミ通文庫)

セブン=フォートレス リプレイ アルセイルの氷砦 (ファミ通文庫)

▼▼テーブルトーク・ロールプレイングゲームが好きだ、って今も言えるのは、これが非常に楽しかったからだ。あとはソード・ワールドリプレイの最初のシリーズかな。

グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

▼▼ちょっと理想的すぎるだろ、って思った。大好きSF小説。ほんとドツボだった。

僕は秋子に借りがある〈森博嗣自選短編集〉 (講談社文庫)

僕は秋子に借りがある〈森博嗣自選短編集〉 (講談社文庫)

▼▼森博嗣の小説/エッセイは、正直、最上を選べない。

カーニバル・デイ―新人類の記念日 (講談社ノベルス)

カーニバル・デイ―新人類の記念日 (講談社ノベルス)

▼▼三部作ぜんぶ好きだ。『19ボックス』(新書版)と迷った。ピラミッド一段増えた事件が好きだった。


▼▼頑張って捨てても十一個になったので、勝手に漫画枠を作って誤魔化した。以下。

シャーマンキング 完全版 1 (1) (ジャンプコミックス)

シャーマンキング 完全版 1 (1) (ジャンプコミックス)

▼▼やったらやり返される、あたりにまつわる話がじぶんの軸になってるところある。