世界は称賛に値する

日記を書きます

品、に対する好き嫌い

▼▼品位や品格、って言葉に、好きなところと嫌いなところがあるな、と思った。品、という物差しによって上下させられるもの──人間が「ここ」を「品」という言葉で指し示しているのだ、と言える空間や領域(の見せている雰囲気)は、好みに合うのだけど、品位品格あたりの言葉の前提条件というか奥のほうにある「人間としてのありかたに上下がありますよ」って感覚は、あまり好きじゃないのであった。
▼▼混乱や混線、矛盾、してる話?
▼▼ていうかそもそも、品、の下地に「人間としてのありかたの上下」とかある?
▼▼品がある、って言葉の背後にあるのって、人としての品格、品位──正しい人としてのありかた、とかじゃないの? この上下なしに、品位や品格、語れなくない?
▼▼うーん、いや、うーん、そう、かも、ねえ。ほんのわずかの微妙さあるけど……。
▼▼玉葱を材料にした料理が、味覚に合うので極めて好きなんだけど、玉葱が生産され市場に出回る流れの中に好きじゃないところがあるんだよねー、という形状かなあ? 生産者が嫌い? 生産地が嫌い? 生産のための養分の成分? 養分の集めかたが嫌い?
▼▼眼差し自体は好みじゃないけれど、眼差しを材料の一つにして加工されたものは好んじゃう、ってことは、まあ、ありうるか……。▼▼芸術や文化の話で捉えても、実生活の利便性の話で捉えても、よいけど、いずれにせよ人間の加工性能を舐めるなよ的な? 嫌いなものでも誇張や隠蔽、飾りつけや触媒、変質、で、素敵に出来ちゃうぜ的な?