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日記を書きます

フィッシャーマンズ・ホライズン

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▼▼ファイナルファンタジー8に「フィッシャーマンズ・ホライズン」と呼ばれる地名があって、おそらくこのファイナルファンタジー8で初めて見知った単語だったと思うのだけど、このゲームで見かける前からこの言葉を知っていたような印象が、今でも、なんとなくぼんやりと、残っている。フィッシャーマンズホライズンなる言葉をもともと知っていたかのような記憶の手触り。なんというか、フィッシャーマンズホライズンという言葉になんらかの元ネタがあって、その元ネタを、実は知っていた、というような感覚だと思う。この錯覚はなんなんだろうな、と思った。
▼▼とかなんとか考えていたら、あ、これ、「フィッシャーマンズ・ホライズン」というのがなぜか「英単語」で構成されている言葉だからなのでは? それが錯覚に結びついたのでは? と思いついた。ファイナルファンタジー8内で、地名に、英語が、しかも、単なる名詞の組み合わせが、使われていることって、ほぼなかったと思う。違和が出るくらい珍しかった。なんでむしろここだけ特別なの? と今さら思わされるほどだった。


▼▼当時感じていたなんらかの違和が、微妙に変な感覚に結びついてしまって、謎の記憶印象として残ってしまっていることが、あるんじゃないかなあ、と思ったのだった。妙に見慣れぬ(あるいは、現実世界では見慣れてしまっているせいで逆に違和感のある)英単語によって構成された地名であり、ほかから浮いていた、というところに対する「なんか変なのー」といった印象が「この言葉を前から知っていたような気がする……」という感覚を呼び起こし始めてしまうような、謎の錯覚、謎の結びつき、謎の結びつけ。旧来の記憶を漁っている時に、変に、謎に、特別視してしまっているものがあったりしたら、このあたりを疑ってみるのもよさそうでは、と今回思った。