世界は称賛に値する

日記を書きます

『シュタインズゲート・ゼロ』を買った

▼▼新作『シュタインズゲート0』を買った。極めて好きなシリーズだ。『シュタインズゲート』はよい物語だった。出足の遅さとオタク感の濃さで若干薦めづらいところがあるのだけど、でも、非常に好きだ。楽しめる物語だった。トゥルーエンドを見るための手間が多いところも(いや比較すれば少ないほうかもしれないけれど)微妙だったかな。というか、普通に遊んでいてトゥルーエンドを迎えられないノベルゲームって、あんまり好きじゃない。かの名作『428』もさあ、トゥルーエンド条件、あんな気づきづらい条件にしなくてよいじゃん!って思ったし。まあこれは、じぶんがあまり、攻略、という遊びかたに重きを置かないプレイヤーであることもおおきく影響しているとは思うのだけど。選択肢を選んで、セーブして、やり直して選択肢選び直して、お、流れ変わった……! ってルートをメモしながら遊んでいくのも、あ、うーん、こうして書いてみると、やってたら楽しそうな気もしてきた。想像だけでめんどうくさがっていたところはある気がする。
▼▼まあよし。今回の『シュタインズゲート0』は、本編後に刊行された小説版を下地にしている。小説版とは異なる新作ストーリーも収録されたようだ。その新作ストーリーも楽しみだし、小説版のストーリーも非常によく出来ていたと記憶しているので、映像と音楽が加味された姿で再度触れられることを嬉しく思っている。
▼▼小説版のほうに「うわ、ここにこの話を挟んでくるか……! やるな!」って思ったのを憶えているけれど、新作ストーリーはどこに新しい話を置いてくるんだろうか。まあ正直、いくらでも別側面の物語を挟んでいけるシュタインズゲート的な世界設定に、ズルイ、と思うところはある(関連シリーズと比べちゃうと尚更だ)。そしてそのせいで、本編の「裏」とか「隙間」にばっかり話が入ってきてしまうので、結果として、なんていうか、正史、が拡がってない雰囲気が出ちゃってることに、贅沢な不満を覚えているようなところもある、かと思う。