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ボードゲーム『スコットランドヤード』ロンドン版で遊んだ

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▼▼ここ数日ほどボードゲームずいていたかと思う。今回は『スコットランドヤード』を選んだ。遊ぶのはこのあたりで最後になりそうかな。
▼▼以前に『スコットランドヤード東京』という(比較的最近出た)東京版で遊んだことはあるのだけど、今回の『スコットランドヤード』は、いわゆるオリジナル版――ロンドン版、だ。ロンドンの街を背景に刑事と犯人が追いかけっこを行なう。少し前にロンドンに行ってみたこともあって、馴染み深くなった。
▼▼東京版との違いは、無論、街マップ自体の違いもあるのだけど、三人以下で遊ぶ場合の、刑事側のルールにも違いがあった。
▼▼刑事側のコマは四つ。東京版は、操るプレイヤーのいないコマは「巡査」と呼ばれるコマとなり、タクシー・バス・鉄道、どの乗り物にも、無制限に、自由に乗れる、という特権を持つ(逆に、プレイヤーが使うコマは、どの乗り物であっても、乗るために乗り物チケットを必要とし、チケット数も決まっている)のだけど、ロンドン版は、たとえプレイヤーのいないコマであっても、乗り物チケットを消費しながら行動する必要がある、のだ。言ってしまえば、プレイヤーのいないコマというものがない。人数が不足している場合は、プレイヤーが、複数のコマを管理する必要があるのだった。東京版を制作するにあたって、より手軽に遊べるよう、変更されたのだろう。
▼▼チケット管理の手間はあれど、ロンドン版も好きだな、とは思った。なんかよい、と思った。


▼▼犯人の追跡は二十四時間、行なわれる。一時間ごと二十四回の行動があるのだ。基本的には、毎回、犯人の使った交通手段だけが判る。タクシーで逃げた、鉄道に乗った、という情報だけが得られるので、そこから推理する。あと、何時間かに一回、盤上に姿を見せるので、それもまた推理の根拠にしていく。
▼▼さっきはここで発見され、また隠れてしまったけれど、タクシーを二回使ったはずだから、今いる可能性があるのは、こことここかな? いや、ここにじぶんがいたから、次の手番時、ここは通らないんじゃないか? いやいや逆にそこを通ったのでは? なんとなく誰かがここのマスに来てただけで敗北確定だったのに、わざわざこんなところ通ったかなあ? とはいえそこはあえて狙った可能性があるでしょ、あの犯人にそんなクソ度胸があるだろうか……、と、相談と試行錯誤を重ねてゆく。
▼▼やはり面白かった。今回は読み切って勝った雰囲気も強くてなおさら満足した。まあまあ疲れるので酒飲んで遊ぶくらいがちょうどよい、というのは判るな。けっこう悩んでしまうので、時間もかかりがちだし。
▼▼1983年の、ドイツ年間ゲーム大賞、受賞作である。けっこう昔、と、ボードゲームの世界で言えるのかは、あんまり知らないのだよな……。その当時にこのゲームが考案されたことの歴史的意義や、後世への影響って、かなりおおきかったんじゃないか? ということを想像してみたのだけど、どうなんだろう。

Ravensburger スコットランドヤード

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