オデッセイを観て、メアリー・スーを殺してを買った

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▼▼映画『オデッセイ』を観た。じぶんのツイッターのタイムラインでは非常に評判がよくて(というかそもそも、原作『火星の人』が大好評の流れもあって)、素敵素敵~という雰囲気に当てられた、と言える。公開初日に映画館に行ったのは人生初だ。どうせ見るならこのあたりかな、くらいの気分で観に行ったのだけど、思いのほか、そしてびっくりするほど楽しくて、観ることができてほんとうによかった、と、今は強く思っている。諦めなさ、というものが好きなせいだ、と思った。人間はどこまで諦めずにいられるか、という問いが昔から好きなのだ。さらに、各種学問、人類の叡智、が、活躍している姿を見るだけで、打ち震える、ような嗜好も持っている。このあたりの相乗効果で、ものすごい気持ちよさまで持ち上げられた。閃きが物事を解決する光景が好き、っていうのも混じってくるのかな、と思いついた。科学が、閃きが、諦めなさが、事態を切り開き、しかしまた難題が訪れる、という変化が起こるたびに、うおお、と唸っていた。
▼▼池袋の三省堂に足を伸ばした。西武の書籍館の中に出来た新しいほうだ。以前はリブロだった場所である。リブロが閉店して三省堂に切り替わった時に、これまでのようなものは再現できないだろうなー、と少し思っていた。以前のリブロがなかなか素敵なところだったからだ。簡単には真似できないだろうと思わせる独自性があった。同じような「特設」感は出せないんじゃないか、と想像していた。ほかの三省堂を踏まえるとあんまり特殊空間を作り出すイメージもなかったしね……。まあ無論、その粗雑な予想はくつがえされて、池袋西武の三省堂は、今、異様に楽しい空間になっているのであった。各フロアごとにかなり楽しそうなコーナーを作ってくれている。特選コーナーがけっこう沢山あるのだ。ずばっと魅せてくれる。ただ、今後それがちゃんと更新されていくか、って疑問は思う。まだ出来たばかりの店なので、全コーナーが目新しくて楽しいのは、当然、というのは思うのだ。この楽しさが持続してくれるんだろうか。あと、まんがやライトノベルの棚が減ってしまったと思うのだけど、まあ、そこは、ほかに買えるところいくらでもある(すぐそばにジュンク堂ある)わけだし、よい判断だったんじゃないかと思う。
▼▼三省堂で『メアリー・スーを殺して』を買った。サイン本だ。乙一、永田永一、山白朝子、越前魔太郎、安達寛高、の五人による共著だ。共著? 共著というか、そもそも全員、同一人物なのであった。ほんとこれすごいコンセプトで攻めるよな、と笑った。サイン本とかあったら買っちゃおうか、なんてふうに思っていたところ、ほんとうに見かけたので、買ってしまった。名義ごとに物語の雰囲気をちゃんと変えているのかな、と興味を持っている。名義の使い分けについては、固定イメージがついたから別名義を使った、払拭したくなった、というような可能性で理解してるんだけど、実際どうなんだろう。そして、そのあたりについて(名前、という概念と観念について)思うところもある気がするなあ。思考素材にしてみようと思った。

メアリー・スーを殺して 幻夢コレクション

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