文章、デッサン

▼▼絵画におけるデッサン、のように、言葉でデッサンする、ってのは? よい? 言葉の素描、は、文章訓練になったりするかなー? なんてふうに、特に新鮮でもないような気のする発想が浮かんで、いやいやというかじぶんが文章を好きになる切っ掛けの一つであった『文章表現400字からのレッスン』って書物が、そもそも「言葉のデッサン」にまつわるものだったろ、と思い出した。極めて好きな本だ。言葉を書く動機のまわりに今も鎮座している。

文章表現400字からのレッスン (ちくま学芸文庫)

文章表現400字からのレッスン (ちくま学芸文庫)

▼▼目の前にあるものを、精緻に観察し、じぶんの内面から出てきてくれたものを──認識と思いの断片を、精密に記録して、文章を組み立てる。▼▼とことん見つめることの大切さ、と、そこからこそ出てくる断片的なものたちの大切さ、を教示してくれる、素敵な書物だった。文章が好きになる本だ、って言えると思うし、実際好きになった実例がじぶんである、というようなことも、少しは思えている。じぶんの好きな文章の傾向もまあまあこの書物の影響を受けてるかと思う。
▼▼文章、デッサン、で検索を実施してみたら、関連しそうな「ほぼ日刊イトイ新聞」の連載に行き当たってくれて、読んだ。だいぶ好きな雰囲気だった。WEB連載って、一回邂逅の瞬間を逃してしまうと、再び巡り逢える確率がかなり低くなる、というような印象があったりするので、こういう出会いは嬉しいものだ、と思った。

ほぼ日刊イトイ新聞 - 荒井良二さんと糸井重里は いろいろ似ていた。

▼▼画家の野見山暁治『四百字のデッサン』という書籍にも行き当たった。評価も非常に高いようだ。これはおもしろそうだな。読もう。

四百字のデッサン (河出文庫)

四百字のデッサン (河出文庫)