三点リーダー的な中黒、テレビゲームでけっこう見かけた

▼▼文章を書く人達における「……」と「・・・」の勘違いの話を、時々、見かける。記号名で言うなら「三点リーダー」と「中黒」の混同の話だ。
▼▼中黒三つ並び「・・・」は、あんまり好きじゃないのだけど、コンピュータゲームのRPGの台詞表記あたりでまあまあ見かけてきたので、多少は見慣れたというか、あんまり気にしないようにする精神コントロールには、いくらか慣れた。幻想水滸伝あたりでだいぶ馴らされたかと思う。ほんと「三点」どころじゃなく並べてくるし。


▼▼コンピュータゲーム的な文章表現、というか、文字の表示に対してテンポという要素が絡んでくる、ってことについて考えてみると、三点リーダー的に中黒が使われる、っていう状況も、まあ、判らないでもない、気はする。
▼▼一文字ごとの表示速度、間を表現する、フォントのおおきさ、の兼ね合いの中で、三点リーダー「……」の黒い点を「おおきくしてしまいたい」と思うのは、ある程度は自然な気がするし、しょうがないのかな、って思える(そしてむしろ「・・・」という表記は中黒「・」のように見えるけど、実はこれは巨大な三点リーダーなのである、と思うべきなのかも……、文字1マス分の中に三つ黒い点を置くのが基本だ、六個が基本だ、という定義は、まあ、無視されちゃうわけだけども……)
▼▼文章の書きかた指南書を誰もが読んでいる、とは思っていないし、いやいや学校の授業でやったじゃん? という(知ってて当然だろ、という)ツッコミも、授業をあんまり真面目に聞いていなかったフシのあるじぶんとしては言いづらいところもあるため、コンピュータゲームを軸に「言葉」を学んできているなら、おおきい黒い点が並んでいる光景が自然に見えても――発想のデフォルトになってしまっていても、多少はしょうがないのかな、と、思っていたりはする。
▼▼コンピュータゲームの言葉ばっかり沢山見続けてきていたら、それがデフォルト認識になっててもしょうがない気はする。▼▼ばっかり、じゃあなくても、子どもの頃にコンピュータゲームをやってて、そういうものばかり初期に出会い続けてたら、刷り込みのように、そういうものが基本、と感じる目線が出来ちゃってても、しょうがない気もする。
▼▼中黒が置かれている光景には、慣れない。違和が出る。けど、中黒を置いてしまう発想には違和を覚えない。ともあれ、好きじゃない、とは思っていて、そして、それを超えて、正しくない、とも思っている。このあたりのごちゃごちゃがよく判らないな、というのも含めて、いろいろ思った。