世界は称賛に値する

日記を書きます

前半後半別テーマ

▼▼シリーズ前半とシリーズ後半が別の(対置的な)テーマによって読める、というような形状で編まれた物語が、けっこう好きである。漫画『彼氏彼女の事情』で前半が「彼女」の話で後半が「彼氏」の話であるのとか、小説『すべてがFになる」シリーズで前半五巻が犀川創平の話、後半五巻が西之園萌絵の話、として意識されているのとかだ。あんまり実例思い浮かばなかったけれど、綺麗に達成されているのを見ると、感激する。シリーズ通しての長期計画がうまくいっているのを見ると感激する、というだけな気もする。

彼氏彼女の事情 1 (花とゆめコミックス)

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すべてがFになる THE PERFECT INSIDER S&M

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