世界は称賛に値する

日記を書きます

座ればわかる 大安心の禅入門(星覚)

▼▼星覚『坐ればわかる 大安心の禅入門』を少し読んでいる。禅が好きだ。真摯な所作や作法を極めてゆくことに興味がある。細やかな所作が呼び起こす身体性がある、という信念は持っているほうだろう。世界の歩きかた見かた生きかたが、全員ぜんぶまったく同じでないのは、理解できる。向き不向き/良し悪し、があると想像できる。所作や身体性が源流になる「世界の触感の違い」があるとも思っている。このあたりの向き不向き/良し悪しに眼を向けさせてくれる説明が丁寧に語られていて、よい。唯一絶対的な解法の教示ではなく、洗練と熟成によって培われた参考例が細かく載っていて、活かせる。

坐ればわかる #大安心の禅入門 (文春新書 940)

坐ればわかる #大安心の禅入門 (文春新書 940)